推しが脱落したとき

私は現在放送途中の虹プロジェクト2を毎週楽しみに観ている。

今回は韓国合宿でファイナルステージに進めるメンバーが決まる回。
数日前からソワソワして落ち着かない日々が続き、やっと今日発表されるのだ。

私はこれまで虹プロ2の中で、推しを決めてはいなかった。
だけど、脱落者が出ると知ったときから
「この人はデビューしてほしいけど、脱落しそう…」
と思うメンバーについて考えているうちに、いつの間にかその子が推しになっていた。

そして運命のファイナル進出者発表。
うちにはテレビがないので、たまたまビデオ通話をしていた姉に懇願し、
テレビを写してもらうことに。
心臓が鳴り止まない。
もし推しが脱落したら、その後の私はどうなってしまうんだろう。
今日は記事を書きたいのに…。
推しがファイナルに進出できた場合とできなかった場合で記事の質が変わってしまいそうだ。
いろんな思いが頭の中を駆け巡る。

そして発表された。
結果は…..

推し脱落。


目の前が真っ白になった。
これはかつてソフトテニスをやっていた頃に
格下の選手に負けてしまった時と似てるような感覚。
何が起きたのかわからず、今目の前に見えている光景が
夢なのか現実なのか本当に分からないようなあの感覚。
「ショック」を通り越した時の感覚なのだろう。

しばらくして、現実に目をやった。
お乳をあげていたはずの娘はいつの間にか乳首をくわえるのをやめていて、
私の方をジッと見つめている。
いつの間に飲むのをやめていたのだろう。
それにすら気づかないほど、しばらく放心状態だったようだ。

娘と目があった時、娘は泣き出しそうになったので、
いかんいかんと思い。
抱っこして寝かしつけをした。

その後、もう一度考えてみた。
「推しが、落ちた?」
誰かがYouTubeにあげた虹プロ2の特集をもう一度観てみる。
何度見ても一緒だった。やっぱり推しは脱落した。

その時「ショック」と言う感覚にまで自分を落とし込むことができて、
まだビデオ電話が繋がっている姉に聞いてみた。

「姉上はひどくショックを受けた時、どうしてる?」

すると姉は私に漫画ワンピースのある有名なシーンの画像を送ってくれた。
そのシーンのある一言

「失った物ばかり数えるな!!!無いものは無い!!!
確認せい!!お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」

ハッとした。
このシーンは私も好きなシーンでとても心に残った言葉。
今の私にはぴったりな言葉だった。

そうだ。推しは脱落したけどその子の人生が終わるわけでも無いし、
まだ好きなメンバーがたくさん残っている!

この言葉のおかげで、こうしてこの日記を書こうと言う気持ちになったのだ!


皆さんはひどく落ち込んだ時どう対処していますか?
もしどうしたらいいか分からないという人は、
ぜひこの言葉を思い浮かべて、今自分に”ある”モノを考えてみてください。
そうすれば心が少し楽になります。

みなさん、一旦落ち込むのはやめて
ぜひ私と一緒に前を向いて歩いてみませんか!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました