自然の色が美しいわけ

今日は旦那が営むラーメン屋へお昼ご飯を食べに行った。
その帰りに、小松屋本舗と老舗店あけぼのに立ち寄った。
小松屋本舗では生チーズあずきとゆず上用まんじゅう、
あけぼのではおはぎと芋ようかんを買った。

今回の妊娠出産で甘いものを好むようになったけど、
甘いものばかり食べていると良い母乳が出ないので、
最近は控えていた。
今日は甘いものを食べようと決めていて、調子に乗って買いすぎてしまったのだ。

せっかくのいい天気なので、
甘いものたちを買った後に近くを少し散歩した。
鶴巻公園で、買ったまんじゅうを食べようと思い、
ベビーカーを押しながら散歩していると、
ものすごく清々しい気持ちになった。
公園に着くと奥のベンチでおじいちゃん2人が楽しそうに話している。
まんじゅうを食べるために公園に来た私は
ちょっと恥ずかしくなったので、入るのを躊躇ったけど、
でもおじいちゃん遠くにいるし、おまんじゅう食べたいしで、
やっぱり公園に入ることにした。

屋根のあるベンチに座るとちょうど娘に木漏れ日が当たって
少し眩しそうだったけど、でもどこか気持ち良さそうだった。

ベンチに座りながら食べるおまんじゅうは何だか最高。
後ろから風が吹いて葉っぱがどんどん私の前に向かって走っていくようだった。
その感じも何だか気持ちが良くて、
公園でおまんじゅうを食べただけなのに
今日の私はラッキーだと思った。

お散歩を終え、車での帰り道で紅葉が綺麗な場所があった。
いつも保育園の送迎で通る道なのに、どうして今まで気づかなかったんだろう!
とても綺麗だった。

赤色、黄色、オレンジ色、紅茶色(?)、黄緑色、緑色、
そして空の青色。
いろんな色が交わっていた。
そこでふと思ったことがある。
「どうしていろんな色がごちゃ混ぜなのに綺麗に見えるんだろう?」
確かにそうだ。
暖色と寒色、例えば赤と青って服装とかだったら合わなくない?
同系色で揃ってた方が綺麗なイメージだったけど、
自然の景色で見るととっても綺麗に見える。

これは一体どう言うこと?

答えが出なくて、仕事から帰ってきた旦那にも聞いてみた。
すると旦那はこういった。

「あまり見ない物だから綺麗に見えるんだよ!
年中紅葉だったら綺麗だって感じないと思うよ。
だから日本の四季はすごいよね!」

なるほど!
その時はそう思ったけどまだモヤモヤが晴れない。

私はお風呂に入ってまた考えてみた!
私の答えはこう。
自然の色が綺麗に見えるのは”自然”だから!
私たちの身の回りのモノ全ては”作られた色”なのだ!
確かに今家の中を見渡すと、自然な色なんてどこにもなかった。
全ては誰かの手によって作られた色だった。
強いて言うなら娘が拾ってきた落ち葉やどんぐりだけが家にある自然な色。

私は人間も同じなのかもしれないと思った。
人間だって、作った笑顔とか、思っても無い言葉ってすごく気持ち悪いよね。
心の底から出てきた笑顔とか、心の底から思ってる言葉って響くもんね。
自然の色が美しく感じるのって”自然”だから、
つまり偽りがなくて”ありのまま”
だからなのかなって。
人間もそういう人が美しいし、かっこいいし、愛される。

自然に触れるってありのままの自分に出会えることなんだなと思った。
毎日一歩でも外に出て、自然に触れるのって大事だなと思った。

今日夕飯にハンバーグを作ると大口叩いたもんだから、
夕飯まで少しかったるい気分だった。
今日何もない日だなーなんて思ってたけど、
でもハンバーグちゃんと作ったし、1つ気づきがあったし、
今日もやっぱりいい日だった!

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